アルゼンチン・コルドバ生活とその後

2018年4月から2年間、アルゼンチン生活。中南米生活、2ヶ国目。2016年から合計4年の海外赴任を終え、2020年5月10日帰国。

隣国・ブラジル🇧🇷

隣国ブラジルのボルソナロ大統領は、ここのフェルナンデス大統領とは、全く反対の考え方だ。新型コロナウィルスを「ちょっとした風邪」と言い、経済第一主義🤣


4/19までのブラジルの感染者3万8654人、死者2462人。感染者は、中南米で最多。


4/18の彼の発言。


「新型コロナウィルスには国民の70%が感染する。どうすることもできない‼️」

「感染は今日でなければ、来週、来月だ。これが、現実だ‼️」

「高齢者や健康に問題のある人はケアするべきだ。ただ、われわれは働かなければならない‼️」


と経済活動再開を訴えたらしい。


彼の意見は、一理ある🤔彼は、隔離措置による失業者増大を最も懸念しているのだ。


社会の崩壊を防ぐため、各州が独自に実施している商業規制などの隔離措置を緩和するよう求めている。特に、サンパウロ州のドリア知事には、辞任を詰め寄っている😳


まさしく、アメリカと同じ状況。ブラジルのトランプと言われるだけはある🤣


以前にも書いたが『日本と他国、他国同士を簡単に比べてはならない』というのが持論である。


それぞれお国柄があるわけで、どこの国の政策が正しくて、間違っているのかなんて、一概に言えないと思っている。


東洋経済オンラインからの引用。


『ブラジルのような新興国では、低所得者が多く、たとえ、防疫に成功しても、経済活動がストップすると、とたんに食べられなくなる人が続出し、死亡者が出る可能性も高い。

欧米諸国のような多額の援助を国民にすることはとてもできない。コロナウイルスの防疫と経済活動はどちらも同じように重要である。それだけに、政府の舵取りは非常に難しい。』


確かにそうだ🧐ボルソナロ大統領を支持する国民がたくさんいるのは、そこだろう。


日本の場合は、経済がストップすると自殺者が増える。バブル崩壊、リーマンショックの後がそうだった。


もし、日本が今回、他国のように外出禁止令や都市封鎖を実行したら、新型コロナの死亡者数よりも、自殺者数の方がはるかに超えるはずだ。


と日本政府がきちんと説明したら、国内の批評家も他国も日本ユルユル政策を簡単には批判できまい。


やっぱり政府には、敏腕演出家が必要だな🤔