アルゼンチン・コルドバ生活とその後

2018年4月から2年間、アルゼンチン生活。中南米生活、2ヶ国目。2016年から合計4年の海外赴任を終え、2020年5月10日帰国。

5/2 本日のお知らせ(🇦🇷お国柄)

20:55 日本大使館からメール到着。今日は、早いな。


1️⃣ アルゼンチン国内の感染者情報

●報道によれば,アルゼンチン国内では4681名(昨日から149名増)の累計感染者数,うち233名の累計死亡者数,及び1320名の累計治癒数が報告されている。


2️⃣ ブエノスアイレス市におけるマスク等着用義務の拡大

【ブエノスアイレス市では,5/4(月)0時から,外出時にマスク等で口元を覆うことが義務付けられる。今までは、人の多い場所だけだったが、今後は場所を問わず,外出時の着用が必要。】


あー☹️ブエノスも全面的に義務づけされたか。


【もしこの義務に違反した場合には,10,700ペソから79,180ペソの罰金が科さられる可能性があると報じられている。】


この国、南米の中でも、群を抜いて国内外のコロナ対策が厳しい😩


海外からの飛行機乗り入れは、自国民を連れ帰るチャーター便のみOKが出ている。あとは、医療品&アルゼンチン人を連れて帰ってくる便を飛ばしている。


そこに、この前の航空券販売規制。


相手国と事前の話し合いもなく一方的に宣言したため、多くの航空会社が二国間協定に反していると猛抗議‼️


ついに、ニュージーランド航空が、アルゼンチンとは手を切ると宣言😓


◉所感◉

もうね、この国は、鎖国したくて仕方がないみたい。我が道を行きたいらしい😅


なんと言っても、フェルナンデス大統領の所属するペロン党は「国内産業保護」派。


ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチンの4ヶ国で組成されている地域経済統合体「メルコスール」というのがある。


「メルコスール」は、貿易について、韓国・カナダ・シンガポール・レバノン・インドなどと協議していたのだが、4/24 その協議からアルゼンチンは脱退を決めた😳


その協議から脱退するということは、「メルコスール」本体からの脱退もあり得る。この統合体は、4ヶ国一致での承認で物事が決まっていくからである。


表向きの理由は、「新型コロナ感染拡大により、まずは国民の雇用や生活を守るといったいった国内問題に専念するため」らしい。


んー🤔だいたい国がデフォルトを繰り返しているため、基本、アルゼンチン人は、その日暮らし。


「明日は、国がどうなるか分からないから、今日を思いっきり楽しむぞ‼️」


という理念の持ち主。だから、向上心に欠ける😥


「今のままで、いいじゃん。それなりに暮らしていけるもん。」

「何をそんなに、一生懸命、働くの?」

「貯金?そんなもの必要ない。ペソは明日には、紙切れになってるかもしれないもん。今日のうちに、使ってしまえ‼️」


まぁ、国がデフォルトを繰り返しているとそうなるわなぁ😅


それを何とかして変えようとした前マクリ大統領なんだけど、国民が我慢できなかった。そう簡単に、お国柄は変えられないわけです😩