アルゼンチン・コルドバ生活とその後

2018年4月から2年間、アルゼンチン生活。中南米生活、2ヶ国目。2016年から合計4年の海外赴任を終え、2020年5月10日帰国。

2/26 サントリー美術館②

1️⃣展示は、残念ながら写真撮影禁止😖


聖武天皇や妻の光明皇后の愛用品や 

大陸から運び込まれた品々が、

色鮮やかに見事に『模造』されていた。


今時の技術はすごい😳

剥げ落ちた色や絵の一部が

機械によって読み取られ、

匠達によって蘇るのだ。


2️⃣私が、見たかったもの。 


螺鈿紫檀五絃琵琶(らでんしたんごげんびわ)

↑これは、私の持つ歴史資料集より拝借。

この琵琶の裏が、

今回のチケットやチラシにも載っている。

インドで生まれた楽器。

琵琶は、ふつう4弦。

でも、この琵琶は5弦。


五絃琵琶は、

世界で正倉院にひとつしか残っていない。

紫檀という木で作り、

貝殻を文様に切って貼る螺鈿という技法が

用いられている。



琵琶の側面にも、

これに似た文様が張り巡らされている。

細かくて美しい文様😍


貝殻を磨いて使っていることもあり、

キラキラ光って妖美だった。


奈良時代に、

この技術を持ち合わせた工芸人がいたとは

驚くばかりだ😳


3️⃣大陸から伝わってきた文化は、

日本独特のものに形を変え、今に伝わる。


中でも漢字は、ありがたい🙏

こうやって、自分の伝えたいことを

文字として残すことができる。


今の日本があるのは、隣国のおかげ。

感謝しなければ😊


4️⃣愛方が教えてくれた詩。


『おかげさま』  

上所重助(かみところしげすけ)


夏が来ると 「冬がいい」と言う

冬が来ると 「夏がいい」と言う

痩せると 「太りたい」と言い

太ると 「痩せたい」と言う

忙しいと 「暇になりたい」と言い

暇になると 「忙しい方がいい」と言う

自分に都合がいい人は 「善い人だ」と言い

自分に都合が悪くなると 「悪い人だ」と言う


借りた傘も 雨が上がれば邪魔になる

金を持てば 古びた女房が邪魔になる

所帯を持てば 親さえも邪魔になる


衣食住は昔に比べりゃ天国だが

上を見て不平不満に明け暮れ

隣を見て愚痴ばかり


どうして自分を見つめないのか

静かに考えてみるがよい

一体自分とは何なのか

親のおかげ

先生のおかげ

世間様のおかげの固まりが自分ではないか

つまらぬ自我妄執を捨てて

得手勝手を慎んだら

世の中はきっと明るくなるだろう


「俺が」「俺が」を捨てて

「おかげさまで」「おかげさまで」

と暮らしたい


5️⃣文句ばかり言って暮らす私に

愛方からの苦言詩🤣


『足るを知る』という言葉と共に、

【おかげさま】という感謝&謙虚な気持ちも

忘れずに持ち続けて生きたい。


⭐️R国のP氏をはじめ、

世界を率いる首領たちに

この苦言詩を教えたいものだ😓